TriCaster40 Lesson 5 「ビデオ・音声の入力、デジタル素材の準備」
TriCaster40 Lesson 5「ビデオ・音声の入力、デジタル素材の準備」
次にビデオ入力と音声入力の設定を行っていきたいと思います。合わせてデジタル素材の用意もしていきます。ではインターフェースのほうをご覧ください。まず接続されたカメラの入力から設定していきます。設定はこのプレビューモニターの所で行っていくことになります。カメラ1、2、3、4と4つありますけれども、カメラ毎に別々の設定を加えていくことができます。まずカメラ1番、既に映像が入っていますけれども、こちらにマウスカーソルを合わせると、右上の所に歯車の設定ボタンが出てきますのでこちらをクリックします。そうするとカメラ1番の設定が開きまして、まずConnection Typeで接続の種類を選択することができます。カメラの種類によって接続できる映像方式が異なってきますので、使っているカメラの出力方式に合った映像を選択することができるようになっています。現在は1080iのコンポーネントで入力していますのでコンポーネントを選ぶと正しく信号が入ってきますけれども、違う信号を選択すると信号が見えなくなってしまいますので、正しい映像信号が確認できる所まで合わせていってください。その他にも色の調整を行ったりですとか、あとはクロマキーの設定を行うことがカメラ毎にできるようになっています。こちらの設定は、例えばカメラ2番にも映像を接続していればカメラ2番も同じように設定していくことになります。
次にデジタル素材についてなのですけれども、こちらのDDR、それからGraphics、こちらがデジタル素材になってきます。素材を並べておく場所が下にタブで分かれて用意されているのですけれども、このインターフェースの下3分の1の所ですね、こちらに素材が並べられるようになっていまして、DDR、こちらデジタルディスクレコーダーの略なのですけれども、DDRの素材を用意したい場合にはこのDDRのタブをクリック、選択しまして、このリストが今出ていますけれども、こちらにデジタルのムービーファイルですとか画像ファイルを追加していくことができるようになっています。どのように追加していくかと言いますと、こちらのAdd、追加ボタンを、左下にありますけれどもこちらをクリックしてメディアブラウザーを開きます。こちらはWindowsのファイルエクスプローラーと同じように使うことができるのですけれども、ハードディスクの中を参照してクリップを選択していくことができるようになっています。ここにショートカットが用意されているのですけれども、フォルダの中をショートカットを使って参照したりですとか、あとはこのBrowseボタンをクリックしてWindowsのファイルエクスプローラーを出しましてハードディスクの中の素材を選択していくこともできるようになっています。素材を選択したところでOKボタンを押すとリストの中に素材を追加していくことができるようになっています。こちらのDDRの中にはムービーファイルが追加できるようになっていまして、aviですとかQuickTime、mpeg1、mpeg2、mpeg4などが混在して入力できるようになっています。
それからグラフィックですね、こちらのグラフィックチャンネル2つあるのですけれども、こちらの中には画像ファイルを追加することができるようになっていまして、Graphics1とGraphics2と分けて入力することができるようになっています。こちらもDDRと同じように左下にAddボタン、追加のボタンがありますので、Addボタンをクリックしてメディアブラウザーを開いて利用したい画像ファイルを選択してOKを押してリストに追加することができます。画像、グラフィックのチャンネルが2チャンネルあるのですけれども、Graphics2には違うタイプの画像ファイルですとか、あとはタイトルページというのを追加することができるようになっています。このAddボタンを押しましてこのTitleというグループ、メディアブラウザーの左側のTitleグループを選択するとテロップ用のテンプレート、雛形がたくさん用意されています。こちらから利用したいタイトルページを追加して映像の中に加えていくことができるようになっています。
その他にもネットワーク入力のチャンネルが2つありまして、こちらはTriCasterと別のコンピューターをネットワークで繋いで別のコンピューターのデスクトップ画面を映像として利用することができるようになっています。ネットワークでコンピューターが接続されていますと、こちらのNetのチャンネルのこの三角の選択ボタン、プルダウンメニューからコンピューター名を選択して追加していくことができるようになっています。
次に音声の設定なのですけれども、音声の設定はこちらの右下にあるオーディオミキサーのタブで行っていくようになっています。TriCasterは外部入力の音声が2チャンネル用意されていまして、この1番のチャンネルにはライン入力、ステレオのライン入力ができるようになっていまして、2番目はマイク入力が外部から接続できるようになっています。使い方はとてもシンプルで音声が入力されたところでフェーダーを上げてあげるとそこで入力されている音のレベルを調整することができるようになっています。その他にもネットワーク入力のチャンネルですとか、あとはDDR、ディスクから再生するムービークリップに音声が付いている場合はDDRの音声の調整を行うことができるようになっています。それからグラフィックのチャンネルは音声ファイルが入れられるようになっているので、グラフィックのチャンネルに音声ファイルを入れている場合はそちらもフェーダーで調整することができます。それからあとStreamとMasterというチャンネルがあるのですけれども、こちらは出力の調整になります。一番右のMasterは全てをミックスした時の音声の調整になります。左側にある入力されている音声を全部合成したボリュームの調整ができるようになっています。それからStream、こちらはインターネット配信をした時の音声を調整するチャンネルになっています。これで素材が揃えばすぐにスイッチングすることができるようになりますので準備ができたら次は実際のスイッチャーの操作に移っていきたいと思います。
アカリク Vol.5
https://acaric.jp/event/pages/techtalk_05/
2015年11月6日(金)
現場入可能時間 13:00 ~
配信開始予定時刻 16:30
開演 17:00~18:30
開催場所
「ヤフー株式会社」東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー
■登壇者
トレンドマイクロ株式会社
担当課長代理 兼 TrendMicro Security Incident Response Team チーム技術統括責任者
六宮 智悟 様
(ロクミヤ チサト)
ヤフー株式会社
システム統括本部プラットフォーム開発本部
セキュリティテクノロジー部?セキュリティプラットフォーム
南場 勝規 様
(ナンバ カツノリ)
ソニー株式会社
情報セキュリティ部
セキュリティ・プライバシー推進グループ
田中 甫 様
(タナカ ハジメ)
ソニー株式会社
情報セキュリティ部
セキュリティ・プライバシー推進グループ
堀田 綾美 様
(ホッタ アヤミ)
■ニコ生アカウント
下記IDとパスになります。
ID:52188189
アドレス:kousaki-j@acaric.co.jp
パス:xogznh4c
■備考
今回の会場はヤフー様です。
映像は、HDMIのスプリッター分岐 (できなければ再撮影)
音声は、スピーカーをガンマイク狙い
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