TriCaster40 Lesson 6 「スイッチャーの操作」
TriCaster40 Lesson 6 「スイッチャーの操作」
次に実際のスイッチャー操作をご説明します。こちらがスイッチャー用のコントロールパネルになっています。こちらのボタンを押すことで映像を切り替えたりですとか、あとはエフェクトですね、トランジション効果を掛けていったりすることができるようになっています。では実際の操作はインターフェースとどのように連動しているかを確認していきたいと思います。こちらの操作インターフェースの真ん中の所ですね、こちらのスイッチャーセクション、こちらとコントロールパネルが連動して動くようになっています。
まずは各ボタンについてどういった機能を持っているか確認していきたいと思います。スイッチャーセクションにはボタンがたくさん並んでいまして、カメラの1、2、3、4のボタン、それからネットワーク入力の1、2、それからDDR、こちらはムービー再生用のDDRですね。それからグラフィックチャンネル、それから黒を表示するブラック、それとバーチャルセットの1、2、3、4、4つまでバーチャルセットをプリセットしておくことができるのですけれども、こちらの選択ボタンが用意されていまして、この赤い真ん中の列をクリックすることで実際に放送される映像をダイレクトに切り替えていくことができるようになっています。画面上ですと右上のプログラムアウト、こちらの出力されている映像をダイレクトに切り替えていくことができるようになっています。この操作とコントロールパネルは連動していまして、操作インターフェースの1番を選択すると1番のボタンが赤くなりますし、操作インターフェースの2番のボタンを押すとスイッチャーのボタンも2番、連動して動くようになっています。反対にこのコントロールパネルのボタンを押すことでインターフェースも連動して動くようになっています。
それから緑色のボタン、こちらはプレビューチャンネルの選択ボタンになっていまして、この緑のボタンを選択するとモニター上のプレビューモニター、こちらも連動して動いているのですけれども、次に出したい映像を大きな画面で確認しておくことができます。スイッチングで切り替える前に次に出したい映像を選択しておいて切り替えていくことができるようになっています。スイッチャーの右側の部分にはTバーがありまして、その横にAUTOとTAKEボタンが用意されています。こちらは何に使うかと言いますとプログラム列で選択している映像を切り替える時にプレビュー列に次に出したい映像を用意しておきまして、TAKEを押すことでダイレクトにプログラムとプレビューの映像を切り替えることができるようになっています。隣にあるAUTOボタンを押しますとビデオエフェクトが掛かるようになっていまして自動でスムーズな切り替えができるようになっています。シーンチェンジの所にフェードイン・フェードアウトを掛けたりですとか、あとは別のワイプパターンを掛けていくことができるようになっています。こちらのTバーを使いますと今の効果を手動で掛けていくことができまして途中で止めておいたりすることもできるようになっています。自分の好きなタイミングで、好きなスピードで切り替えていくことができるようになっています。こちらの操作はインターフェースの真ん中の所にTバーとAUTO、TAKEボタン用意されていまして、やはりこちらも連動するようになっています。
インターフェース上は更にレイヤーのチャンネルが用意されていまして、今操作していたのがバックグラウンドというレイヤーになります。なのでバックグラウンドのここのレイヤーでフェードという効果が選択されていますのでAUTOボタンを押すと自動的にこのフェード効果が掛かるようになっています。違うエフェクトパターンを選択すると、フェードではなくて選択したエフェクトパターンに変わっていきます。ここをトランジションビーンと呼んでいまして、色々なこういったワイプパターン、トランジションを登録しておいて利用することができるようになっています。
その他にすぐ上にDSK1とDSK2というチャンネルがありまして、こちらはダウンストリームキーの略になっていまして、バックグラウンドのレイヤーの更に上に違う映像を乗せていくことができるようになっています。今はGraphics1がDSK1に割り当てられていますけれども、このバックグラウンドの映像の上にGraphics1を乗せますよという設定になっています。Graphics1の素材を確認すると画像ファイルが用意されていまして、例えばアルファチャンネル付きの画像ファイルを選択した状態でDSK1とTAKEするとバックグラウンドの映像の上にDSK1の映像が乗っかってくることになります。更にDSK2、こちらのチャンネルにGraphics2のチャンネルが選択されていますのでGraphics2のチャンネルで選択されている、今回は「NewTek」というロゴになるのですけれども、TAKEすると更にその上にロゴが乗っかることになります。これらの操作はバラバラに行っていくことができるようになっていまして、各レイヤーを例えば表示したままバックグラウンドレイヤーだけをオートで切り替えていくことができるようになっています。こちらの操作もやはりこの操作パネルですね、コントロールパネルのほうで行うことができるようになっていまして、例えばバックグラウンド、背景だけを切り替えたい時はスイッチャーのバックグラウンド、こちらのボタンを有効にしておいてエフェクトを掛けて背景だけを切り替えていくことができるようになっています。それからDSK1だけを操作したい場合は、DSK1だけを選択した状態でTバーを動かすと「NewTek」の後ろに表示されていた「TriCaster」という文字だけを操作していくことができるようになっています。更にDSK2を選択すると一番前に出ているDSK2の映像だけを切り替えていくことができるようになっています。もう1つFTBというボタンがあるのですけれども、こちらはFade to Blackの略になっていまして、番組の最後などに黒にしたい場合に使うことができましてFTBを選択した状態でTバーを動かすと全てのレイヤーの上に黒が乗ることになります。これら4つのレイヤーを操作していくことができるようになっています。DSKのチャンネルについてはバックグラウンドと同じようにこういったエフェクトパターンを選択するトランジションビーンが用意されていますので、例えばDSK1の出し方を変えたいといった場合は違うエフェクトパターンを選んでAUTOを押すと文字の出し入れの仕方を変えていくことができるようになっています。DSK2についても同じで、違うエフェクトパターンを選択して出し方を選択することができるようになっています。DSKについては各レイヤーの右側の所に設定ボタンとコントロール用の矢印ボタンが用意されていまして、この設定ボタンを選ぶことでBrowseを選択して、違うエフェクトパターンを登録したりですとか、あとはこの矢印のボタンで位置ですとかサイズを調整することができるようになっています。この矢印のボタンをドラッグすると上下左右にロゴの位置を移動させたりですとか虫眼鏡のボタンをドラッグしてサイズを調整することができるようになっています。なのでDSK2は右下に置いておいて、DSK1のほうは小さくして左上に出しておくというようなことはバラバラにできるようになっています。1回設定してしまうとこの位置の設定ですとかサイズの設定は覚えておいてくれますので、例えば出し入れし直したとしても同じ位置に表示してくれるようになっています。
その他にもハードウェアコントローラーのほうにはスイッチング操作をするボタン以外にレコーディングするボタンですとか、ストリーミングを開始するボタン、それから画面のショットを撮っておくGRABボタンなども用意されていたりですとか、あとはメディアプレイヤーの再生・停止を行うボタンですとか、あとは割り当てを行うボタン、こちらはどのレイヤーに何のチャンネルを割り当てたいかというのを選択するボタンが用意されています。例えば先程マウスでDSKのチャンネルを選択しましたけれども、こちらの割り当てボタンでどのチャンネルに何を合わすようにするかを選択することができるようになっています。
これでスイッチング操作はできるようになりましたので、映像の組み合わせ方とかそういったものを練習していって番組制作の内容を考えていくと良いと思います。
アカリク Vol.5
https://acaric.jp/event/pages/techtalk_05/
2015年11月6日(金)
現場入可能時間 13:00 ~
配信開始予定時刻 16:30
開演 17:00~18:30
開催場所
「ヤフー株式会社」東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー
■登壇者
トレンドマイクロ株式会社
担当課長代理 兼 TrendMicro Security Incident Response Team チーム技術統括責任者
六宮 智悟 様
(ロクミヤ チサト)
ヤフー株式会社
システム統括本部プラットフォーム開発本部
セキュリティテクノロジー部?セキュリティプラットフォーム
南場 勝規 様
(ナンバ カツノリ)
ソニー株式会社
情報セキュリティ部
セキュリティ・プライバシー推進グループ
田中 甫 様
(タナカ ハジメ)
ソニー株式会社
情報セキュリティ部
セキュリティ・プライバシー推進グループ
堀田 綾美 様
(ホッタ アヤミ)
■ニコ生アカウント
下記IDとパスになります。
ID:52188189
アドレス:kousaki-j@acaric.co.jp
パス:xogznh4c
■備考
今回の会場はヤフー様です。
映像は、HDMIのスプリッター分岐 (できなければ再撮影)
音声は、スピーカーをガンマイク狙い
でお願いします。
「eラーニングをすべての人に!」
株式会社キバンインターナショナル KiBAN INTERNATIONAL CO.,LTD.
Web : http://elearning.co.jp
E-mail : international@kiban.jp
担当:admin