iPhone・Android向け教材作成方法
通常、PC向けの動画は画質が高すぎてモバイル端末では見ることができません。ですので、たとえ同じ内容の動画であっても、PC向けの動画とモバイル向けの動画としてそれぞれをエンコードし、それぞれをSmartBrainに分けて登録することになります。
学習履歴の統一
SmartBrainでは、PC、iPhone、iPad、Android、どの端末で学習しても、学習履歴を自動で統一することができます。アクセスした端末を自動判定し、PC向け、iPhone向け、iPad向けというように自動で振り分けます。別々の複数の動画を1つのSCOとして登録することができます。もちろん、人が見たときの内容は同じです。その際に必要となるのが「起動ファイル」というものです。
起動ファイルとは
起動ファイルとは、PCからアクセスしてきたらPC向けの動画を、iPhoneからアクセスしてきたらiPhone向けの動画を、iPadからアクセスしてきたらiPad向けの動画を、AndroidからアクセスしてきたらAndroid向けの動画を、というように、アクセスしたデバイス別に、起動する動画ファイルを指定する為のファイルです。以下、起動ファイルの設定方法です。
動画アップロードと起動ファイル設定方法
1.まず最初に、PC向けの動画をアップします。
SmartBrainにログイン > 管理機能 > コース管理 > [対象コース] > 「コンテンツリスト」右の「+」 > 専用プレイヤーで動画を追加 (対応フォーマット: flv, m4v)
2.iPhone、iPad、Android向け動画を用意します。
PC向けの動画ファイルをiPhone、iPad、Android向けにエンコードします。
やり方は
http://blog.elearning.co.jp/archives/6180.php
をご参照下さい。
3.起動ファイルを準備します。
http://www.smartbrain.info/data/mobilekidou.zip
をクリックしてモバイル用の起動ファイルをダウンロード。mobilekidou.zipを解凍すると、mobilekidouフォルダ内にmobilekidou.htmlが入っている状態です。
4.起動フォルダ内にモバイル向け動画を入れます。
mobilekidouフォルダ内にiPhone、iPad、Android向け動画を入れます。このとき、iPhone、iPad、Android向け動画のファイル名をmobile.mp4にします。
※ファイル名をmobile.mp4に指定するのはmobilekidou.html内で指定されているファイル名がmobile.mp4だからです。htmlを編集できる方であれば、そちらを編集して頂いても大丈夫です。mobilekidou.htmlのファイル名は任意に変更頂いて大丈夫です。
5.起動ファイルとモバイル向け動画をフォルダごと.zipに圧縮します。
mobilekidouフォルダを.zipに圧縮します。
6.SmartBrainにアップします。
SmartBrainにログイン > 管理機能 > コース管理 > [対象コース] > [対象SCO名] > 「関連ファイル」の「コンテンツ追加」(下記の画像参照) > ZIPファイルをSCO内にアップロード > mobilekidou.zipをアップロード
7.起動ファイルを設定します。
「起動ファイル」右の「編集」ボタン > 「iPhone向け」と「Android向け」それぞれで「mobilekidou.html」を選択 > 保存
完了です。これで、PC、iPhone、iPad、Android、どのデバイスからアクセスしても、適切な動画が表示され、学習履歴を統一してとることができます。
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http://www.smartbrain.info/