SmartBrainPC・iPhone・iPad、Android、ケータイでもeラーニングを!!


Q:SmartBrainで動画を使ったeラーニングを行いたいが何が必要でしょうか?
A:以下の必要事項をご確認下さい。

動画を配信する場合には、(ア)SmartBrainから配信する。 ならびに (イ)動画専用サーバから配信する の2つの方法があります。

SmartBrainから配信する。
SmartBrainから配信する方法は、SmartBrain上にFLV形式等の動画ファイルをアップロードし、配信する方法です。この方式の場合SmartBrainが稼働しているWebサーバ(Apache)からの配信となり、HTTPストリームを利用した配信となりますSmartBrainへの動画ファイルのアップロード方法は、以下の記事を参照下さい。

動画を使った教材の登録方法(1)
http://www.smartbrain.info/?page_id=8391

動画専用サーバから配信する
こちらの方式は、SmartBrain上に動画データを置くのではなく、動画配信専用のサーバを構築し、そちらに動画ファイルを置き、
SmartBrain上に登録した教材からその動画ファイルを呼び出す、という形になります。
(SmartBrainはHTMLファイルであれば教材として登録可能なので、HTMLファイルから呼び出すことが出来る動画ならば、基本的になんでも教材として登録可能です。)

動画専用サーバを利用する場合は、基本的に動画配信の信頼性やセキュリティに重きを置く例が多く、動画配信サーバの提供を専門とされている業者様のサービスを利用することが多いです。SmartbBrainを導入されたお客様とのやり取りの中で実際に利用している、とお伺いした事のある主な動画配信サービス業者は以下となります。高水準の動画配信をご検討のお客様は、ご検討頂ければ幸いです。

株式会社シーディーネットワークス・ジャパン
http://www.cdnetworks.co.jp/

株式会社Jストリーム
http://www.stream.co.jp/

どちらを利用するのか

では実際に動画を利用した教材を使いたい場合、どちらの方法を採用すべきでしょうか?実際に導入されたお客様の話をお伺いしますと、おおまかにパターンがあるようなので参考までにご紹介します。

SmartBrain上に動画を置く方法のメリットとデメリット

SmartBrain上に動画ファイルを置おいて配信する場合、Webサーバ(Apache)を利用した配信となります。この場合、SmartBrainのASP代金以外に特別な費用は発生しませんので、手軽にご利用頂けます。

しかしながら、LMSの機能とWebサーバを共用するわけですから、動画配信専用のサーバを構築し配信する場と比べれば信頼に劣る部分があります。また、多くの動画配信サービスは帯域の保証を行っておりますので、動画の配信が保証された帯域に収まる限りにおいてはスムーズな配信が約束されています。

またApacheによるHTTPストリーム配信とは、根本的にはブラウザを利用したネットサーフィンと同等のものなので、配信されている動画は、ブラウザがキャシュとして保存することが可能です。専用の動画配信サービスはこのように保存される事を防げることを売りにしているサービスも存在します。

以上から、以下のような事柄が該当する場合は、専用の動画配信サービスを利用する事例が多いようです。、

・受講者のPCに保存されにくいストリーム配信を行いたい
・動画配信帯域の保証のあるサービスを利用したい
・動画ファイルが大容量である(※)

※注
SmartBrainに動画を載せる場合、SmartBrainは利用しているファイル容量も課金の対象となります。(ASPプラン参照)
その為、500GBの容量を利用する場合は、月額20万円以上の費用となり、専用サーバを利用する場合と比べ、費用的な差が少なくなりますので、大容量配信の場合、専用サーバを選択されるお客様が増える傾向にあります。

例えば、500kbps の帯域で1時間(60分)の動画を配信する場合、ファイルサイズは約0.25GB(250MB)になります。この品質で2,000時間分の動画を用意すると約500GBになります。

主な利用例における採用例

・社内教育用に動画配信を利用したい1 → SmartBrain上に動画を置く
動画ファイルの総容量が少なく、配信混雑があったとしても「混雑している時は別の時間に見てもらう」運用で対処。
兎に角、コスト重視(別立てのサーバを用意すればその分費用が嵩む)

・社内教育用に動画配信を利用したい2 → 別立てのサーバ(自社内に専用動画サーバ)
動画ファイルの機密レベルが高く、絶対に外部流出させたくないので、社内に動画サーバを構築した。

・コンテンツ販売にSmartBrainを利用 → 別立てのサーバ(専用動画サーバ利用)
コンテンツの視聴に課金を行っているので、視聴できない、カクカクするなどになれば問題。兎に角、高品質で配信したい。

・コンテンツ販売にSmartBrainを利用 → SmartBrain上に動画を置く
ビジネスの立ち上げに伴い社内説明、見込み客へのデモ用に取り敢えず立ち上げてみたいので。
専用サーバを利用すると初期投資が嵩むので、まずはスタートアップとして。(本格運用の際は専用サーバサービスに切替える)

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